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[subscriber:firstname | default:Subscriber]さん
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「あなたのかかりをしようよ! 自分と周りを幸せに出来るよ」 |
先生が幸せになること
今日はわたしの知っている『幸せ先生』を紹介します。
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K先生は、教師の傍らトライアスロンをしていました。
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あわてて男の子たちが数人、血相を変えてやってきました。
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先生は週末、大会になると、全国どこへでもでかけていきます。
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詳しいことは知りませんが、競技成績もなかなかのものだそうです。
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決して子どもに「やりなさい」と命じないところです。
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いつもにこにこしていて、声を荒げることもありません。
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過酷な競技をやりぬいた人らしい重みのある言葉でした。
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その子たちの本来の優しさが自由に表現されているのです。
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それから十年以上経ち、久しぶりに先生とお会いしました。
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重苦しい雰囲気の中、一番最初に発言して助けてくれたのは、K先生でした。
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「大会には出てないけれど、トレーニングは続けてるよ」
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わたしがお礼に行くと、予想したとおりの答えがかえってきました。
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なんだか楽しそうな雰囲気をいつもかもしだしているのです。
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いつも何かたくらんでいて、次々に場を楽しませます。
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そして、音楽なり絵画なり、スポーツなり、教科なり、
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と自分の好きなことを介して子どもたちを見ているのです。
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その問いをわたしは、わたしなりにずっと考えてきました。
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「自分が何者なのか、自分自身で気がつくための手立て」
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「自分らしく表現できるよう、その手がかりを知る営み」
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そして、「幸せ先生」と勝手に名づけた心豊かな人たちが、
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こうした子どもたちの疑問や悩みによりそえるような気がしています。
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制度でも、カリキュラムでも、お金でも、設備でもなく、
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自分のお子さんのこと嬉しく、幸せに語ってください。
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子どもたちが自然に伸びようとする場をつくることができるようです。
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テクニックを駆使して教えこんだり、執拗に訓練させなくても、
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生命体としての自己増殖力を信頼し見守ってあげられるようです。
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「幸せ先生」について何か発信することだと考えています。
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