かかりの時間をしていると 「何もしないかかり」 というのが生まれます。
おしゃべりしているだけ あっちこっち歩き回っているだけ 形や作品に残さない
これを現在の教育現場では 「何もしていない」 って叱られます。
そして、とうの本人も 「何もしていない」 って自虐的に言うのです。
大人の 有料イベントで参加した人などは 特にそう。
何かつかまなきゃ とか 元を取らなきゃ とか 自分のことを深掘りしなきゃ って焦るんです。
気持ち、とってもわかります。
でも、 本当にそうでしょうか。
あっちこっち出かけてしゃべりまくっている子が みんなの困っていることを知っていて 問題を解決できる子とつないでくれたり
何もしないでぼーっとしとていることで 新しいアイデアを見つけたり
作品を作らないことで 本当に作りたいものがカタチではなく 空気感だったと気づくとか。
そんなことばかりです。
あり方、っていう言葉を 文部科学省まで使う時代になりました。
あり様というのは 本人には気付きにくいのです。
自分にとっては息をするくらい 当たり前にしていることだからです。
あり方を思い出すには 気づいたらやっていることを思い出すことです。
そのためには 何もしないことがまず大切で
何もしないぞ 何もしないぞ 何もしないぞ って みなさんが堅く心に決めていたはずなのに
あれっ、 といつの間にかやっていたこと。
あるいは、それを見ていた周りから 指摘されたありようこそ、あり方です。
あり方スクール
|