この子、わたしを馬鹿にしているとか
この先生、わたしにはできない、と思っている
とか
お母さん、お姉ちゃんには期待しているのに
わたしには期待していない
お父さん、どうせ女の子だからぐらいにしか思っていない


そんな感覚です。


ぼく子どもに言われたことがあります。
「せんせい、ぼくのこと、どうせ勉強ができないって
思っているでしょ」


図星でした。


ぼく、謝りました。
それはぼくの頑固さや決めつけだったわけです。


そういう目線でその子を見ていると
勉強なんかどうでもいいくらい
素敵なところがたくさんありました。


その子は動物が大好きで
動物クイズとかやると
すごく詳しいんです。


つまりね勉強ができないって才能なんです。
今の僕らががんじがらめになっている
「こだわり」をほどく役割があるんです。



時間をかけて
ゆっくり
その勉強より
その学びより
大切な体験があることを


その子を通して気づかせてもらうのです。


これからますますお上の言うことを
素直に聞いていても
どうにもならない世界が始まります。


そのとき
誰かに言われたことをこなすより
自分の中にある「才能」を輝かせるしか
人間らしく生きられないようになるかもしれません。


そうするとお母さんの
「あんたらしくっていい」
っていう言葉がますます大事になってきますね


もう、観念して
自分とお子さんをほめていきましょう
言葉を使って

あっ、言葉、というと

１２月から

お母さん(大人)向けの国語塾やります

No.２１５９